kobo touchとkindle touch


kindle touchが来たのは今年の2月頃。
7月入手のkobo touchもだいぶ使い慣れてきた…


スペック比較などはこんなところを見てもらうして、

http://iphone.f-tools.net/E-book-Jisui/Kobo-Kindle-Reader.html


主観で比較してみると、

  • 英語だけに関して言えばやっぱりkindleの方が『洗練されている』イメージ。
  • メジャーな英字新聞などをkindleで読んでいると、段組みなど、見た目がいかにもそれらしい。
  • kindleのスクリーンセーバーモードが固定画像。日本人にはちょっと違和感ある?ようなレリーフのような画像群。いっぽうのkoboは一番最近に読んだ本の表紙が出てくるようなので、こっちのほうが好き
  • koboは使い込んでくると面白みが出てくるが、そこまでいかずに何となく使わなくなってしまうと不幸かも
  • koboはせっかく日本語が読めるので、早く普段から読むようなものをコンテンツ化してほしい(あまり馴染みの無いノウハウ本などはkoboで出たからといってやっぱり買わないので)
  • 重さ、レスポンスの速さ、などはどっちもどっち。電子ペーパーは多少もっさりするのは仕方ないし、慣れればそんなものと思う


Kindleが洗練されているとかいう私の主張は個人的な嗜好も強いのでしょう。ただ、グラファイトっぽい質感とまあまあの軽さ、あとは文字のデフォルトでの見やすさが馴染みを早くさせる一因になったと思う。Koboはちょっとオールドマック(classic)をイメージしたのか?と思わせるアイコンやUI感があるのだが、個人的にはもっとオリジナル色とか、キてる感じがあっても良かったと思う。起動直後にKoboちゃんでーす!!とか人気のCVで周囲の迷惑を顧みずに最大音量で流れるとか(ちなみにkoboはkindleのような音声やMP3再生はない)。

まあkindleは既にPCやスマフォなどでkindleアプリを持っていて書籍も持っていたというバイアスもあるのだけど。

なお、操作感に関しても、koboよりkindleのほうがスマホのような割り切りの良さが感じられる。例えば、フォントの調節ひとつとってみても、kindleは具体的な文字の大きさでスケール指定するだけなのに対し、koboはスケールが本当にスケールの形をしているので設定してみるまで具体的な文字の大きさ感がわからない、というのと、フォントの種類や行幅指定なども結構多いです。これは『自分好み』に倒して行くのが好きな人はkoboのスタイルがいいのだろうけど。

あとはkoboは読書の分量は時間に合わせて後からじわじわ『○○のバッチを取得! △△ですね。』などアイコンつきで語りかけてくる、ちょっとしたコンシェルジュ的な感覚もある。その点kindleはかなりドライな執事な感じ。だからそういう風にするんだったら、やっぱりkoboは録音音声でいいから、なにかしゃべってくれても良かった気がするのですが…

あと自分はまだ最初のさわりしかやっていないけど、マイクロSDで食わせるなどして、自炊のEPUB形式の書籍も読めるらしい。そういう意味では、日本人のある種のユーザーの嗜好をそれなりに読んだということなのでしょうか。

今はそんなところです。


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