2015 Symfony Conパリ編 出席の(反省)レポート  2.カンファレンス編


第2回は、カンファレンス編です。

ワークショップから変わって、本カンファレンスのほうは、
les Folies Bergère という劇場にて。
10周年イベントというだけあって、特別なのはわかりますが、
なかなか趣深いといいますか。

写真を見ていただくとわかりますが、本当に劇場です。

セキュリティガードが今回もいます。
会場がメイン会場と離れの映写室みたいのと2カ所になっているのですが、
プレゼンは両方で行われるので、
移動のたびにこのガードをクリアしないといけない。
でも仕方ないですね。

席とかも本場な感じ。そして若干座りにくい。




内装も、時代ものな感じです。

でもスクリーンさえあれば、ちゃんとカンファレンス会場らしくなるのですね。


カンファレンスの合間には、メインエントランスが、
本場料理人による立食ビュッフェとなります。



庶民くずれの私にはなんと呼ぶかわからない一口サイズのお菓子やら串料理(?)みたいなのがたくさん出て、とにかく並ぶのですが、あるので食べることに集中してしまいます。

1日目の内容

私が見たもの、きいて理解したものしかわかりませんが…

When E-Commerce meets Symfony by Marc Morera

Slideshare:http://es.slideshare.net/MarcMorera/when-ecommercemeetssymfonyparissymfonycon2015
ええと、これは朝いちであまり内容を覚えてないのですが、
一番ささったのは、

あるプロジェクト開発を始める時には
ベストなフレームワークをきちんと選んでやっているか?
と自問してください("Do I feel comfortable working with it?", "Choose the architecture that really fits your case")

というところでした。
あといろいろtipsがあったのですが、
自分で書いたメモが謎すぎて(そのときはすごいなるほどと思っていたのですが)。

あとMinimum Viable Productという用語。知らなかったのですが、
リーンでの用語らしい。「検証に必要な最低限の機能を持った製品」(http://www.loftwork.jp/column/2013/20131226_lean_startup.aspx)。

あと、Symfonyで作るのであれば、event-driven designであること忘れないように。
などのtips(詳しくはslideshareをごらん下さい)。

Doctrine 2: To Use or Not to Use by Benjamin Eberlei

こちらはワークショップでもDoctrineの講義をしていたEberlei氏。
といいつつ、これもメモした分しか覚えていない。

 Doctrineは80%のユースケースはカバーできるが、残りはできない、というか下手
 特に苦手なのは、複雑なビューやクエリ
    sqlserver と Doctrineは相性が悪い
 
今度はもっとまともなメモをとるか、忘れないうちに復習するようにしよう(気がついたら45日ほどたっていました・・・)。

ただ、日本人としては、
こういう話のほうが、やっぱり安定感があるのかなと思いました。
というのも、オーディエンスもフランス人でないにしてもEU圏として
ビジネスを絡めた話をしていると、やっぱり社名などでぴんとこなかったりするのですね(私が不勉強なせいもありますが)。
今度からは迷ったら、こういうのに狙いを定めるようにしたいと思います。

このあとは、1日目お疲れ様でした。
ゲーム大会とカラオケ大会は予定では今日でしたが、プログラムが大きく遅れたので明日になりました。そんなアナウンスなどの共有のあと、帰路についたのでした。


2日目

20M users in 19 countries with Symfony2 BlaBlaCar


私はここできくまでこのBlaBlaCarというサービスを知らなかったのですが、
ヨーロッパ圏では相当人気上昇中のサービスなようです。
AirBnbの車版みたいな感じでしょうか。知らない人の車に乗るなんて怖いですが…

内容は、
メモを見る限り、 do と don'tのtipsをわりと羅列していく感じで
いかにも現場ノウハウという感じでした。
まあスピードのある開発なら当然なのでしょうが
ある箇所にコード固めすぎて後で大変になったとか、
ビジネスロジックをこういうところに置いちゃだめよ、
とかそういう話だったと思います。

Matters of State by Kris Wallsmith

これはevent dispatcherを使って、Symfonyをステートマシンのようにしてプログラムするという面白い話でした。
webのUIはステートマシン、話から入って、
うまく命名規則をつけていけば、
以外とそれらしくプログラムができるというのを、
結構コード例を多く入れて説明していて、ほかのプレゼンに比べると
かなりノウハウ、テクニック寄りなものだったと思います。

このあと、ランチをできるだけただ食いして、観光に逃げました。天気が良かったです!




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